屋上緑化は知識や一人一人の取り組みが大切


温暖化とその対策について

以前は都会は地方に比べて緑が少ないとよく言われていましたが、近年は自然を取り入れた建物や景観を積極的に取り入れた建物が多くなりました。これは環境問題に対する人々の意識の向上だけではなく、温暖化による気候変動を多くの人たちが体験したり人々の生活スタイルさえもかえてしまうことを懸念しているためといえます。日本だけではなく世界中で早急に環境問題への対応が求められているのです。

多くの小学校や中学校では窓辺にヘチマやゴーヤのつたをはわせ、緑のカーテンとして直射日光を遮る環境に優しい取り組みが行われています。また一部の一般家庭や企業の中には屋上などの空いているスペースを有効活用し、ヒートアイランド現象の対策や断熱性の向上のために屋上緑化に取り組んでいるところもあるのです。

屋上緑化で注意すべきことや効果

ひとくちに屋上緑化といっても屋上に土を置き、植物を育てるだけではありません。特に防水加工を施すことは大切で、例えば植物の根が下方へ行き過ぎてコンクリートを破壊する可能性もあるためです。このような状態は水漏れを発生させる原因であるほか、建物に悪影響を及ぼしたり危険を引き起こす原因になることもあるため注意が必要です。個人で行うよりも専門業者に任せることは大切で、自治体によっては一定基準以上の建物に対して緑化を義務付けていたり、そのための補助制度を設けている場合もあります。屋上緑化をすることで植物の蒸散作用により周辺の気温を下げる効果や、植物が直射日光を遮るので屋内の気温が下がるなどの効果が得られることがわかっています。

建物の屋上部分に植樹を行う屋上緑化は景観を美しくする効果がありますが、建物の安全管理に注意しなければいけません。植物や土の重さに注意する他、葉や枝の飛散を防ぐための工夫も求められます。